【2024年版】確定申告はいつからe-taxでできる?飲食店の確定申告を徹底解説!

【2024年版】確定申告はいつからe-taxでできる?飲食店の確定申告を徹底解説!

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確定申告はいつからe-taxでできるのか?
そろそろ確定申告の準備をしたい方や、初めての方は確定申告の期間について気になりますよね。
Mabは店舗開業から繁盛を支援するプロ集団です!
経営のプロが、今回は確定申告はいつからe-taxでできるのか徹底解説!
また、飲食店の確定申告についても詳しくお伝えします。
確定申告の期間を知らなければ、うっかり期限が過ぎていた…なんてこともあるかもしれません。
いつから始まるのか、そして何を準備しておかなければならないのかは知っておきたいところ。
この記事を読むと、期間内にスムーズに確定申告ができるようになりますよ。

確定申告の期間はいつからe-taxでできる?

男性がパソコンで作業している様子

例年通りの場合、2月16日から3月15日までとなります。
ただし、災害やその他やむを得ない理由(新型コロナウイルスなどの感染症など)がある場合は、国税庁による延長制度の対象となります。
※延長の指定を受けるためには、別途申請書の提出が必要です。

 

確定申告書を提出する方法は3つあります。

・e-tax
・税務署の窓口
・郵送

それぞれの特徴を説明します!

e-tax(電子申告)

電子申告の場合、確定申告期間は全日で確定申告を行うことが可能です(メンテナンス時間を除く)。
また、添付書類の省略や、還付金を早く受け取れるといったメリットもあります。
確定申告をするなら、e-taxが簡単&手間なくできておすすめです!

税務署の窓口

税務署の開庁時間は、平日の8:30〜17:00です。
一部の税務署では、確定申告期間中の日曜日も開庁している場合があるようです。
しかし基本的に、土日祝は閉庁しているため、なかなか来庁することが難しい方も多いはず。
また、確定申告の時期は混み合うこともあるのでお気をつけください。

郵送

郵送の場合、3月15日消印であれば受理されます。
注意する点は、3月15日にポスト投函した場合、投函した時間によっては翌日消印となることです。
その場合は期限を過ぎているため、無申告課税となりペナルティ対象になる可能性があります。

 

確定申告の期間は2月16日から3月15日ですが、提出方法によって異なる点もあるので注意しましょう。

e-taxとは?確定申告の方法は?

キーボードとペンと「How to本」がデスクにある画像

そもそも確定申告をする際には何が必要なのか。
もうすぐ始まる確定申告に向けて、準備をしていきたいところ。
今回はe-taxとは何か、また確定申告の方法について説明します。

e-taxとは?

e-taxとは、国税(所得税、法人税、地方法人税、消費税…etc)に関するさまざまな手続きをインターネット上で行えるものです。
わざわざ税務署に行かずとも申告や手続きができるので、多くの法人や個人事業主の方が利用しています。

方法

e-taxを利用するためには、以下の事前準備が必要です!

利用者識別番号の取得
 利用者識別番号とは、e-taxを利用するために必要な16桁の数字
マイナンバーカード
 マイナンバーカード発行時に作成したパスワードが必要
 利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁の数字)
 署名用電子証明書のパスワード(6~16文字の英数字)

この2つが無ければe-taxで確定申告はできないので注意してください。
他人のなりすましによる利用を防ぐために導入されています。
利用者識別番号の取得はWeb上から可能です。

Web上で取得する方法
1.e-taxからマイナンバーカードを使って開始届出書を提出
2.マイナポータルの「もっとつながる機能」を利用

事前準備が完了すれば、いよいよe-taxで確定申告ができます!

 

e-taxでの確定申告は、3つの方法があります。

①e-tax(インストール版)

編集機能があるため申告書を修正して再提出することが可能です。
しかし、スマホから申告できなかったり、カードリーダーが必要であったり、Windowsのみで利用可能であったりと制限があります。

②e-tax(Web版)

編集機能がありません。
しかし、カードリーダーがなくても、マイナンバー対応しているスマホがあれば申告できます。

③スマホアプリ

「マイナポータルアプリ」をインストールし、マイナンバーを読み取れば、上記と同じように確定申告書を作成できます。
iPhone:Safari
Android:Chrome  からアクセスしてください。

 

どの方法を選んでも、流れは同じです!

流れ
1.e-taxへログイン(利用者識別番号・暗証番号が必要)
2.マイナンバーカードを読み取る
3.申告書の作成
4.申告書送信

②③はカードリーダーが不要なため手軽に電子申告が可能です。
ご自身の環境にあった方法を選びましょう。
また、申告書の書き方は国税庁がYouTubeでわかりやすく解説していますよ。

飲食店の確定申告は?

飲食店でお客様が食事をしている

飲食店の確定申告は青色申告を選ぶことがおすすめ!
理由は、青色申告には複数のメリットがあるからです。

青色申告特別控除(最大65万円の控除)が受けられる
・純損失の繰越控除
・赤字が3年間繰越せます
・専従者給与の経費算入

 ∟家族に支払った給与が経費で落とせる
・貸倒れによる損失(一定額)を経費に算入できる
・少額減価償却資産(取得金額30万円未満)を必要経費に算入できる

※青色申告は、開業から2か月以内に『所得税の青色申告承諾申請書』を所轄の税務署へ提出している必要があります。

デメリットをお伝えすると、青色申告は複式簿記で記帳する必要があるので、簿記の知識のない人には難しいといったことです。
その場合は税理士に依頼しましょう。

 

では、青色申告を選択した場合の確定申告の方法をお伝えします。
おすすめの方法は以下2通りです。

1.税理士に依頼する
2.e-tax

1.の場合は税理士の指示に従って進めてください。
2.の場合は、最大65万円の控除を受けられます。
税務署へ持参/郵送した場合は、最大55万円の控除しか受けられません。

 

それでは、確定申告の流れについて見ていきましょう!

飲食店の確定申告の流れ

e-taxの場合、前述の通り利用者識別番号が必要です。
流れは4STEPです。

流れ
1.必要書類を準備
2.帳簿の整理
3.確定申告書を作成・提出
4.納税

【1.必要書類を準備】
・確定申告書(第一表、第二表)
・青色申告決算書
これらは国税庁公式サイトや税務署で手に入れることができます。

 

【2.帳簿の整理】
青色申告の場合、必要な帳簿が多くあります。

申告方法必要な帳簿
55万円の青色申告特別控除を
受ける場合
・仕訳帳・総勘定元帳・現金出納帳
・売掛帳・買掛帳・経費帳・固定資産台帳
55万円の青色申告特別控除を
受ける場合
・現金出納帳・売掛帳・買掛帳
・経費帳・固定資産台帳

これらの帳簿の整理を行っておきましょう。
また、スムーズに進めるためには日々の帳簿付けや仕訳を行ってください。

 

【3.確定申告書を作成・提出】
確定申告書や青色申告決算書は帳簿を参考に作成します。
e-taxで作成し、提出しましょう。

 

【4.納税】
所得税の納付期限は3月15日です。
納税もe-taxで可能です。

 
飲食店では、青色申告で確定申告しましょう。
また、日々の帳簿をきっちり行い、スムーズに確定申告ができるようにしておきましょう。

飲食店ならではの確定申告の注意点

ピンク色の壁にクエッションマークがある

飲食店ならではの確定申告の注意点を4つお伝えします!

確定申告をしなくてもよい場合がある
・事業所得(売上ー経費)が48万円以下で、他の所得が無い場合は確定申告が不要
・領収書をしっかり保管

 ∟経費をして認めてもらうためには、領収書が必要
 ∟飲食店で支出した場合は、『食事をした人(得意先も含む)、人数』の記載が必要
 ∟月ごとor経費の種類別に領収書を分けていると後の処理が楽になる
※2024年1月から電子帳簿保存法が義務化されました。
そのため、データで取引した領収書はすべて電子帳簿保存法に乗っ取った保管が必要です。

従業員のまかない
 ∟福利厚生費として経費処理が可能
 ※従業員が金額の半分以上を負担すること
 ※事業主が負担する金額が毎月3500円を超えないこと
自家消費した場合
 収入に計上する

これらの注意点を踏まえて確定申告を行ってください。

まとめ

今回は、確定申告はいつからe-taxでできるのかなどについてまとめました!

  • 期間は例年通りの場合2月16日~3月15日
  • e-taxを利用するには、利用者識別番号とマイナンバーカードが必要
  • 飲食店は青色申告で確定申告することがおすすめ
  • 飲食店の確定申告もe-taxがおすすめ
  • 飲食店ならではの注意点がある

もうすぐ確定申告の時期ですね。
しっかり準備をして乗り切りましょう!

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