人を惹きつける店舗の入り口のデザインとは?入りにくいお店の特徴は?
- お役立ちコンテンツ
店舗の入り口のデザインはお客様が最初に店舗と接する場所であり、お店に入るきっかけとなる大事なポイントです。入り口のデザインはその店舗全体に対する印象となってしまいます。トレンドやおしゃれであることはもちろんですが、ブランドのコンセプトを視覚的に表現できる場所となるため、ロゴや雰囲気、ブランドカラーを使ってお店を表現することも大切です。
何が違う?入りやすいお店と、入りにくいお店の特徴は?
ウィンドウショッピングやそのお店を知らない人は、道行くなかでお店を決めるため、店舗の入り口のデザインが大切です。
▼入りにくいお店の特徴
・見通しが悪いお店
→一見では入りにくいため、予約制や会員制のお店に向いています。
・中の見通しがよくても、高級そうな質感や配色のお店
・カウンターだけのお店や、席が外から見えないお店
・ドアや窓の開口部(大きさ)が狭いお店
▼入りやすいお店の特徴
・見通しがいいお店
→お店の中が見えるだけでなく、店内の雰囲気や配色・構図が見えると◎
・見た目だけでなく、安全性や環境性が整っているお店
→人が通ることが前提に作られているのか、危険な作りになっていないか。
お客様に足を運んでもらいやすくするためには、店内の見通しを良くして、外からでも雰囲気を掴んで貰えることが大切です。
「入ろう」と思ってもらえることが集客への一番の近道なので、開業店舗を検討している方や集客に悩んでいる方は、まず店舗の入り口のデザインにこだわりましょう!
店舗の入り口のデザインを決めるうえで押さえておくべきポイントは?
ただ入り口をおしゃれにすればいいというわけではありません。入り口のデザインを決める時に具体的にはどういった点を意識すればいいのでしょうか。6つのポイントを挙げていますが、決まっていない要素は施工会社や設計士などのプロと相談して決めていきましょう。
1.お店のコンセプトを決める
ターゲットとする人が足を運びたくなるか、が重要になります。そのためにはオーナーの「お店へのこだわり」や、「どういったお客様に来てほしいか」「流行りの店が作りたいか」「10年後も活かせるお店を作りたいか」などコンセプトを決めていくことが大切になります。
例えば、20代の女性に来てほしいからポップな可愛い店内にしたい、30代の方に来てほしいからシックでおしゃれな感じにしたいなど、ターゲットとする年齢や性別で、お店の雰囲気は変わります。まずはどういったお客様に来てほしいかを決めましょう。
2.お客様からどうみえるかを意識する
お客様がどこから店舗を見るかを意識しましょう。お客様が歩いてくる方向を意識して、お店がどうみえるかを頭に入れたうえで、デザインを考えましょう。デザイン面でもお客様の導線を意識することは大事ですが、看板を出したり外装を決めたり、ディスプレイをするうえでも重要なポイントになります。どの視点で見られるかを意識しましょう。
3.外から見てどんな店舗か、わかるようにする
何をしているお店なのかわからないと入りにくいですよね。外から見て”ひと目で”そのお店がどんなお店かわかることが大事です。
例えば、店内の様子が見えるガラス張りの入り口だと、何が売られているお店なのか、どんな店員が働いているかが明瞭で安心感に繋がります。
逆に店内が見えない入り口でも、どんなお店なのかがわかるような外装や看板のデザインにすると、お客様も自身が求めているものと一致しているか、が判断しやすいでしょう。
店内の見通しが悪いからあきらめるのではなく、外装や看板で工夫してみましょう。
4.店舗(ブランド)の特徴を反映する
お客様に「ここは自分に合うブランドである」と感じてもらうことも大切です。他店と差別化を計るために、ブランドカラーやロゴを使って特徴を出しましょう。同じ色味でも質感によって印象も変わる為、素材にもこだわりましょう!
一方で業種によっては、個性を出しすぎるとお客様の足が遠のく可能性もあります。店舗のコンセプトに合わせて、ターゲットを決めましょう。
「万人受けが必要」なのか「コアな層を狙うのか」を検討したうえで、どこまでデザインに反映させたいかを考えましょう。
5.今の時代にあっているか
店舗のデザインを考えるうえで今の時代にあっているかどうかは、重要なポイントになります。店舗のコンセプトによりますが、流行りの店を作るのか、10年後も活かせるお店を作るのかでお店のデザインは変わってきます。
例えば、流行りの食べ物とされるタピオカやわたあめ、アイスクリーム屋さんなどは、「ネオ感」のあるデザインが流行っています。流行りのお店を作りたいのか、その地域で長く営業したいのかがデザインに影響しますので、どういった戦略で運営するのかを考えましょう。
人を惹きつけるデザインかどうか
人を惹きつけるデザインであるかどうか、その判断はプロでないと難しいところがありますが、感覚的に「ださいか」「ださくないか」という感覚も重要なポイントです。
空間の使い方が中途半端、素材が安っぽい、色の使い方がチグハグで不統一、異なる素材が使われすぎていて一貫性がない、など要因はさまざまです。お店の業種やコンセプト、予算を決めてから施工会社にトータルでコーディネートしてもらいましょう。
どんな入り口がおしゃれに見える?最近のトレンドは?
お客様の目を惹くために、おしゃれさと併せて「清潔感」も必要になります。Mabの施工事例と合わせておしゃれな外観をパターン別に紹介します。
最近のトレンド!モルタルネオン感
最近はモルタル調の壁やネオンチューブの看板が流行っています。
看板・店名のサイズは外壁の面積に対して年々小さいものが好まれる傾向にあります。
モノトーンのモダンな外観
「純喫茶の居抜きを残しつつ、新しさを」とのオーダーに、外装はあえて建物と同じ色でモノトーンでモダンな雰囲気にしています。
一般的に、お店の外装とビルの外壁の色を変えることが多いのですが、今回は外壁が同じ色でも立体感があるのでおしゃれさが増しています。銀色の塗装により宇宙感も出ていて、見たことがない目を引くデザインになっています。
シルバーの塗装は、Verometalというドイツの金属塗料で仕上げています。この塗料は、95%以上が金属の特殊な輸入塗料であるため、本物のサビが育ちます。こちらのお店も意図的に、特殊な薬品で狙った部分をデザイン的にサビさせています。
もともとが純喫茶の木建具で、本来金属ではなかなか作ることのできない扉の形状を塗装することで、より不思議でどこか宇宙っぽいスペーシーな仕上がりになっています。
シンプルでスタイリッシュな外観
改装がガラス張りになっており店内の見通しがいいので、どういったものが陳列されているかが外からわかるようになっています。
ウッド調のナチュラルな外観
木材を使ったウッド調の入り口や内装は、日本ならではの和の雰囲気になります。
お茶碗やお箸などを販売している和なテイストの雑貨屋さんや、焼き鳥屋さんや和食屋さんなどの飲食店が連想されます。最近はおしゃれなカフェなどで、ウッド調がよく取り入れられています。
店舗の入口をリフォームしたい
これからお店の開業をしたい、外装・内装のデザインに悩んでいる方、お店はあるが集客に困っている方、はたまた外装だけリニューアルしたい方!
Mabでは「店舗開業支援サービス」として、店舗デザイン・施工を承っております。お打合せ、デザイン・設計、ご提案・お見積り、施工、お引き渡しまで、Mabがすべて承ります。塗装・什器だけ、など1部のみのご依頼もご相談可能です。窓口はMabだけになりますので、複数の業者との面倒なやりとりは必要ございません。ご予算や納期のご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。