女性が自宅で開業するメリットとデメリットは?おすすめの業種は?
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開業をしたいけど、自宅ではじめるべきか事務所を借りるべきか、軌道に乗る前の大きな決断に悩みますよね。
この記事では、女性が自宅で開業するメリットとデメリットをまとめています。
自分がやりたい仕事が自宅での開業に向いているか確認してみましょう。
また、自宅で開業する前に考えるべき4つのポイントや、開業するにあたって必要なものを解説します。
どんな準備が必要なのかを抑えておきましょう。
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- 開業を決める前に考えてほしいポイント
- 女性が自宅で開業するメリットとデメリットは?
- 女性が自宅で開業しやすいおすすめの業種は?
- 自宅で開業するのに必要なものは?
開業を決める前に考えてほしいポイントは?
これから開業を考えているかたは業種を決めるまえに、まずはコストや起業しやすさを考えましょう。これらを考えてから開業することで、「開業したけれど軌道にのらない」「開業はしたもののどうすればいいかわからない」といったリスクが低くなります。
▼開業を決める前に考えてほしいポイント
- 自分の強みを生かせるか
- 固定費が少なくてすむか
- スモールビジネスから始められるか
- ワークバランスがとれるか
自分の強みを生かせるか
自分の強みを活かせる仕事を選ぶことが大切です。趣味・特技・資格・前職の経験を活かせる職種を選ぶことで、仕事のやりがいやモチベーションに繋がります。
その際に、競合他社と差別化が図れるかという観点でも考えてみましょう。すでにたくさんのサービスがあるなかで、いままでにない新しいものを0から生み出すのは大変ですが、他社とは一味違う付加価値をつけることで差別化できます。差別化ができることでセールスポイントとなるため、顧客がつきやすくさらには営業のアピールポイントとなります。
固定費が少なくてすむか
固定費とは販売量や生産量にかかわらず、一定のコストです。例えば、家賃、水道光熱費、人件費、広告費などが固定費となります。
起業をするにあたって、事前準備や設備、内装工事などにお金がかかりますし、開業後しばらくは集客が不安定となることでしょう。軌道に乗るまえに「固定費が負担で辞める」といったことがないように、なるべく抑えましょう。
また、家賃などの固定費だけではなく、仕事道具や材料などの費用も少なくてすむ職種を選ぶとより安心です。
スモールビジネスから始められるか
スモールビジネスとは、開業資金や事業の規模、人員を最小限に抑えて、小規模から始めて徐々に事業を拡大していくことです。大規模な準備が必要な事業は、人や物にコストがかかるため、失敗したときのリスクも大きくなります。スモールスタートであれば、事業が失敗したときにも、最小限のコストですみますし、軌道の修正もしやすいです。
「自宅で開業できるか」「パソコンやスマホでできるか」「在庫や設備など、持つものが少なくてすむか」を考えてみましょう。
ワークバランスがとれるか
女性が仕事を続けていくにあたって、私生活とのバランスがとれるかどうかも重要なポイントになります。
最近は、男性が産休や育児休暇がとれる会社も増えてきていますが、やはり結婚や出産・育児は女性の負担が大きくなりがちです。また、結婚や出産の予定がなくても、息抜きできる時やプライベートな時間がとれないと、精神的に疲れたり睡眠の質が落ちて体調を崩したりします。そのため、家族との時間や趣味の時間がとれて、無理なく続けられるかどうかを考えましょう。
女性が自宅で開業するメリットとデメリットは?
自宅で開業するメリットとデメリットは下記のようにいくつかあります。
▼自宅で開業するメリット
・通勤時間が無くなる
・家事の時間を自分で決められる
・子供に何かあったときに休暇をとらなくてすむ
・固定費が少なくてすむ
・ワークバランスがとりやすい
▼自宅で開業するデメリット
・仕事とプライベートのON/OFFがつきにくい
・外とのかかわりが少なくなる
・住所や電話番号を公開することがある
・自宅の改装が必要になることがある
・社会的信用を得られにくい
なかでも女性が自宅で開業するメリットは「家事・育児がしやすくなること」、デメリットは「住所や電話番号を公開する場合あるため、セキュリティーが不安になること」です。
女性が自宅で開業するメリットは「家事・育児がしやすい」
女性が自宅で開業するメリットはやはり家事・育児に時間がさきやすくなることです。
具体的には、
- 化粧などの支度手間暇が少なくなる
- 通勤時間が無くなる
- 子供になにかあったときに休暇申請をとらなくてすむ
- 家事の時間が自分で決められる
といったことがあげられます。
化粧などの支度時間が短縮できたり通勤時間が無くなるため、浮いた時間を仕事やプライベートに有効活用できます。出社のための支度と在宅での準備では、手間が違うので女性にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
また子供が小さいうちは体調が不安定なので、保育園や幼稚園に預けていても熱や風邪をひくと、呼び出されてしまうことがしばしばありますよね。会社に勤めていると、頻繁に早退や休暇をとりにくいですが、自宅で開業すれば、すぐにお迎えに行けますし、ほかのかたに気を遣う必要もありません。
休憩時間も自分で決められるので、掃除や買い物の時間が自由に決められます。天気が良くなってきたら洗濯物を干せたり、空いている時間に買い物に行ったりできるのも自宅で仕事ができるメリットですよね。
女性が自宅で開業するデメリットは「セキュリティーが不安になること」
女性が自宅で開業することの大きなデメリットとしては、住所や電話番号を公開することもあるため、プライバシーやセキュリティーが不安になることです。
登記する場合や、仕事でのやりとり、備品発注などで、会社の住所や電話番号を記載することがあるため、自宅のセキュリティーには気を付けましょう。
セコムなどのセキュリティサービスを導入したり、SNSにあげる写真は内装の一部にとどめることも対策になります。また、仕事用の携帯電話を購入または、クラウドの電話転送サービスを導入することもおすすめです。
女性が自宅で開業しやすいおすすめの業種は?
女性が自宅で開業しやすいおすすめの業種を紹介します。
オンラインビジネス系
オンラインビジネスは資格を必要とするものが少なく、パソコンやスマホといったネット環境があれば始められるため、ほかの業種と比べて始めやすいです。ただし、各媒体のアルゴリズムの知識や分析力が必要となるため、リサーチをしてから始めましょう!
- ブログなどを用いたアフィリエイト
- SNSの運用マーケティング
- イラストレーター
- ライター
- ネットショップ経営
- YouTuber
サロン系
サロンのスキルと経験があるかた、美意識が高くきれいになりたいという悩みに寄り添えるかたにおすすめの業種です。ただし自宅での開業する場合、セキュリティーの問題やマンション・アパートでは集客が難しいこともあるので、防犯や集客の仕方を考えたうえで事業計画を考えましょう。
- ネイルサロン
- エステサロン
- 脱毛サロン
- ヘアサロン
セミナー系
検定や資格を持っているかただけでなく、趣味や特技を生かせるため、好きなことを仕事にしたい方に向いています。最近では対面だけでなくオンラインセミナーも流行っているため、やり方によってはプライバシーの確保や費用も抑えられます。ただし、人に教えるスキルや口コミなどの集客が大切になるため、どのようなセミナーの内容にするか、集客方法をどうするかに重点をおいて考えましょう!
- 料理教室
- マナー教室
- 着付け教室
- 英会話教室
- ピアノ教室
- 子育て教室
- 産後ヨガ教室
カフェ・飲食経営
料理が趣味でいつかは自分で飲食店を出したいというかたも多いのではないでしょうか。飲食店はほかの業種と比べて開業のハードルが少し上がりますが、必要な資格は「食品衛生責任者」と、「防火管理者」(店舗規模によって必要となる)の2つのみです。開業までに6か月~12か月の準備期間が必要になるため、開業を決めたら早めに行動しましょう!
- カフェ・飲食経営
- 喫茶店
- アイスクリーム屋
- クレープ屋
- 専門料理店
自宅で開業するのに必要なものは?
では、自宅で開業するには具体的には何が必要なのでしょうか。
- 事業計画をたてる
- 賃貸契約書や住宅ローンを見直し、自宅で開業が問題ないか確認する
- 備品を揃え、必要に応じて許認可を取得する
- 必要書類の提出:「個人事業の開業・廃業等届出書」や「所得税の青色申告承認申請書」
- 事業用口座をつくる
とくに開業から軌道に載せるには①事業計画が重要となってきます。
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